この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
もっと夢を見ていたい
第22章 Ⅵ


家に帰ると何も知らない姫様が
クンクンと私達をチェックする。

ご飯皿を見ると空っぽになっていた。

『ごめんね。ふ〜ちゃんお腹空いたね?』

私は彼女に謝りながらエサを入れた。
ガツガツと食べ始める彼女。

『急いで食べたら詰まっちゃうよ』

彼女の背中を撫でながら言い聞かせた。

背中に張り付く彼。
いつもなら邪魔なんだけど
そのままにしておいた。

目の当たりにした人の絶望に
足がすくわれそうになる。

湧いてくる漠然とした不安と恐怖…。

私と彼はお互いを求め合うことで
どうにか心を落ち着かせた。

不謹慎?冷たい?
一緒に泣いたって
彼女の体は元には戻らない。

代わってあげようなんて思わない。
だってそうでしょ?
私は…他人だもの
/343ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ