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もっと夢を見ていたい
第24章 Ⅷ
ホスト達は戻ってくると片付けを始める。
残っていた他の女の子は
ホストと手を繋ぎ出ていった。
アフターってあれ?
テーブルを拭いていく若いホスト達。
ソワソワしているとイチゴがやって来た。
『これどーぞ』
缶のコーラを持ってきた。
『ありがとう…
私どっかいった方がいいよね?』
グラスを片付けたり
拭き掃除をしている子達を見てると
居心地が悪くなる。
『レンヤさん
ちょっと仕事あるから遅いけど
ココで待ってたらいいっすよ』
彼はそう言うとどこかへ行った。
置いてかないで…1人にしないで…
それでも喋る相手もいなくなり
ウトウトとし始める私。
優しく流れるBGMに私は眠ってしまう。