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もっと夢を見ていたい
第27章 XI


何故か盛り上がるホスト達。

いや、ヘルプがやる事でしょ?
そんな事を思っている間に瓶は空になる。

どんだけ強いんだこの人。
若干引き気味の私を彼は見ると

今度は口移しで焼酎が私に入ってくる。

唇の端から飲みきれなかった焼酎が
流れていく。

喉を通るアルコール。
ロックはキツいんだってば…!

彼は私を解放すると

『アイシテル』

とへらへら笑う。

盛り上がりどんどんアルコールを
飲んでいく若い子達。

もしかして…潰れる気…?

なんだか足元から熱が上がってくる。
あぁ…ヤバい…酔った…。

彼はご機嫌でイカを食べる。
ソファにへたりこんだ私の膝に
不二子が飛び乗る。

なんか…どうでも良くなってくる
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