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もっと夢を見ていたい
第27章 XI


2人で家に帰ると
スヤスヤと眠る子達に紛れて
不二子も寝ている。

平和な状況に思わず頬が緩む。

『結…』

彼はキッチンから私を呼ぶ。

『なぁに?』

ふわふわと彼の元へ行く。
ギュッと抱き締められる。

『結…俺の事好き…?』

酔ってるなー…私もだけど…

『好き』

『何しても?』

今更何言うてるんでしょう?

『何されても…好きだから平気』

そう答えると嬉しそうに微笑んで
熱いキスをする。

スースーと聞こえる寝息
私達の口から漏れる水音と溜息

ただぼんやり口内を犯されていく
舌に噛み付きながら…吸い上げながら…
お互いを味わっていく。

彼は私を抱えたまま体制を入れ替えた。
シンクに押さえ付けられた私
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