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もっと夢を見ていたい
第3章 16 ( 2


『大丈夫か?』

そう言って頭を撫でる。

『…っふ…大丈…夫』

私が返事をすると
安心したようにお腹に指を這わせた。

『やああっもおっ!』

怒る私に

『だって精子まみれの腹エロいで?』

そう言って笑った。



2人でシャワーを浴びベッドに転がる。

『中…痛みないか?』

髪を撫でながら彼は聞いてきた。

『うん。へーき』

覚えててくれたことが嬉しかった。

『そういやお前ピアス何個開いとん?』

急に耳を触られる。

『ひゃっ!…3個』

そう言って
透明のピアスが刺さる耳を見せた。

『多いなぁ』

『サトシだって3個やん。
てか拡張までしてるし』
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