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もっと夢を見ていたい
第29章 XIII


ググッと中に押し込まれた卵型の何か
驚いて彼を見るのに無視して立たされる。

『や…とって…!』

ショーツを上げられスカートを戻された。

『帰るまでそのままな?』

彼はそう言って個室を出た。
歩いて落ちてこないかな…。
酔っている私は気にする所を間違える。
手を洗い個室の扉を開けると
おしぼりを持ったレン

『なに入れたの?』

『結が喜ぶもの』

彼は無邪気に笑う。
何故か納得した私。
多分…最高に酔っていたせい

手を引かれ席に戻る。
意外に落ちてこないモンなんやな…。
身体の奥で感じる妙な圧迫感。
でも深くは考えない私。

彼は席に戻ると

『別のテーブル行ってくるわ』

と私の頭を撫でてどこかへ行った。
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