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もっと夢を見ていたい
第6章 18
彼はまた連絡すると言って
私を元の自販機まで送り帰って行った。
財布に入る見たことのない額。
取り敢えず銀行開いたら預けよう。
貯金に回すことにした。
それからもう一度彼とSEXをした。
サトシが帰ってきた日。
何となく目を合わせられない。
それでも嬉しそうに免許証を見せ
『車、先輩から買うから
ドライブしよう!』
そう言って笑ってくれる彼に
契約は仕事だ。そう割り切った。
裏切るつもりなんてない。
嫌いになった訳でもない。
お金に困っているわけでもない。
ちょっとした背徳感と好奇心が
私を支配した。