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もっと夢を見ていたい
第8章 20 ( 2


彼の家に入ると広かった。
ただただひろい。
1LDKだと言った。
こんなだだっ広いスペース
ほんとに必要?

『まぁ結ソファ座っとき』

彼はそう言ってリビングの奥へと
入っていった。
デカいソファ…何人で座るの?

真正面には

デカいテーブルとデカいテレビ

昔見た
アメリカのホームドラマを思い出した。

なんちゃらHOUSE…

そんな事を考えていると
彼は下だけジャージを履いて出てきた。

『えぇ…服着ぃひんの?』

『なんで?俺の家やもん。』

そう言って彼はキッチンへ向かった。

背中にはデカデカと天女がいた。

1人でも寂しくなさそうですね。

そんな感想を持つ。
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