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ハプニングは突然に【完】
第3章 新堂さんは変態
「え!裸エプロン?」



ビックリして目を丸くしてると


「金曜日は、送り狼にならずにゆりを送ったんだ。我慢したからいいだろ?」


と、落ち着いた声でさも、当たり前のように言う。


「それはそうですけど…。」


「ゆりは素直なところが良いね。さ、僕のエプロンを貸そう。ほら、脱いで?」



と、早速私を脱がしにかかる。



「ちょっと!待ってください!リビングでしかもこんな明るい時間に脱ぐなんて恥ずかしいです。」


ソファーから立ち上がって、顔に手を当てている私を見て、クスクスと笑う新堂さん。



「ゆり、落ち着いて。とりあえず座りなよ。」


「はい…。」


言われるがままに座ると、彼は私を後ろから抱き締めた。


「わっ!」

ふんわり、彼の衣類の柔軟剤の香りがする。



男の人に、抱き締められたのは生まれて初めてかもしれない。


…痴漢を除いて。


でも、スゴくドキドキする。



「ゆりは、お付き合いすることが初めてなんだっけ?」

耳元で声が聞こえてくすぐったい。



「そうですね。」



「こういうことも、初めて?」


「男の人に…、抱き締められたことはないです。」


と、答えると、新堂さんは私の頬にキスを落とす。


「きゃ!」


「…反応が、いちいち可愛い。顔が真っ赤だよゆり。」


そう言うと、新堂さんは首筋や頭にも軽くキスを落とす。ドキドキして、身体中が熱くなってくる。




急に恥ずかしくなる。経験がないことは、今まで気にしたことはなかったけれど、新堂さんは嫌だったかな?



「…新堂さんは、今までどのくらいお付き合いしていきたんですか?」


「僕?五人くらいかな。どうしてそんなこと聞くの?」


「私、この年でお付き合いの経験がないんで、ちょっと。」



「ちょっと?」


「不安になって。もっと、色んな経験してる方が新堂さんは嬉しいのかなって。」


と、言うと



ぎゅっと、抱き締める力が強くなった。








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