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第3章 新堂さんは変態

起きると、そこは新堂さんのベッドのようで


辺りをキョロキョロとみると、横で子供のような寝顔で新堂さんが眠っていた。


身体は汗ばんでいて、お腹もすいたしシャワーも浴びたい。



身体は少しだるいけど、こんなものなのかな？と思った。



「新堂さん。」と、軽く彼を揺らして起こす。



「ん…。」と、小さな声を漏らすも彼は起きない。



仕方ないので、勝手にシャワーを借りるため起き上がり浴室へ向かう。



リビングも寝室も洗面所も、シンプルだけど白と黒で統一されていて綺麗だ。



「私の部屋を見せたら、卒倒しちゃうかも。」なんて呟きながら服を脱ぐ。



私が起きたらシャワーを浴びることができるようにと、洗濯機の上にバスタオルと大きめのシャツが用意されていた。




汗をかいてベトベトになっていたので、シャワーが気持ちいい。



鼻唄を歌っていると、なんと浴室の扉が開き新堂さんが入ってきた。