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壊れた便器【女子大生ヌードモデル悦虐陵辱】
第5章 5
 だが――由里絵の乳首を勃起させる意思を明らかにしても――洋平は、乳首それ自体にはすぐには触れなかった。

 双方の中指の先を使って、まずは乳首の周囲を縁取る「乳輪」の愛撫から始めた。

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 バスルームには、再び静かな時間が流れる。

 まるで、母親が子供を寝かしつけている時のような、安らぎに満ちた時間だ。

 その穏やかな流れの中で、洋平は――五秒で一周というテンポを保って――由里絵の乳輪に沿って、中指の指先をゆっくりと滑らせる。

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 実のところ、乳輪をそっと撫でられているだけでも、十二分に心地良い。

 でも、由里絵が享受する「幸福」は、その“肉体”で楽しむ快感だけではなかった。

 ふと自身のバストに目を落としてみれば、今、そこでは、実に妖艶な「光景」が広がっている。

 乳輪に沿ってゆっくりと滑る、洋平の指遣い――それは、まるで由里絵の乳首に、淫靡な“魔法”をかけようとしているかのようだ。

 その妖しい「光景」も――由里絵をウットリとした気分にさせる――上質の“愛撫”だった。

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 尤も、程なくして、由里絵はゆっくりと目を閉じた。

 何となく、そうしたくなるような気分だったし――たとえ目を瞑っても――十分に眺めた件のエロティックな「光景」は、瞼の裏で再現された。

 同時に、由里絵の微かに乱れた吐息が、バスルームに響き始める。

「ハァァ、ハァァ……」

 乳輪が享受する肉体的な“快感”と、バストの上のエロティックな「光景」の双方に煽られてのことだった。

 が、それと時を同じくして、洋平が――なおも由里絵の乳輪に、丁寧な愛撫を施しながら――再び「ルナ」の話を始めた。
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