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壊れた便器【女子大生ヌードモデル悦虐陵辱】
第6章 6
 でも――由里絵の乳首が勃起してからも――しばらくは、洋平はどちらの指先も、双方の乳首に重ねたままにした。

 そのうえで、由里絵に言った。

「由里絵ちゃんの“心の準備”が出来るまで、僕は待つよ……?」

「“心の準備”……?」

「うん。由里絵ちゃん、さっき『ダメ』って言ってたから、まだ“心の準備”が出来てないのかなと思って……?」

 そう言われて、由里絵ははたと思い出した。

 確かに、つい先ほど――早々に乳首を勃起させてしまいそうな自分に焦燥して――由里絵は「ダメ」と、小さく叫んだ。

 が、由里絵にしてみれば、思わず口走っただけだったのことである。

 でも、そんな些細な一言まで、洋平は汲み取ってくれたらしい。

(洋平さん……そんなことまで、気にしてくれてたんだ……?)

 今、改めて触れた洋平の“気遣い”に、由里絵は細やかな感動を覚えるとともに、感謝の念を抱いた――。

 だからこそ、これ以上洋平を待たせるのも申し訳ないと思った。

 そこで、由里絵は、さりげなく右に視線を遣った。

 洋平の横顔を見てみれば、由里絵のバストを眺める視線には――春の木漏れ陽のような――“優しさ”が溢れている。

 そうなると、これ以上由里絵が望むものは、何もなかった。

 今はまだ、洋平の指先で隠されている乳首が――たとえ由里絵自身の目には、はしたなく映ったとしても――こんなにも温かい“眼差し”で包まれるのならば、何の不満もない。

「洋平さん……?」

 右に向けていた視線を、自身のバストに戻すと、由里絵は言った。

「私……大丈夫です……」

 “心の準備”が整った旨を伝えると、洋平は頷いた。

 それから、三拍の間を置いて、由里絵の乳首に重ねていた中指の先を、洋平はそっと退かせた。
 
 
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