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女子大生 紗季 初めての絶頂
第20章 番外編 紗季の合コン
驚いて画面を見遣る、優と紗季・・
ドラマは、翔子への凄惨な拷問シーンを映し出していた。

犯人と思しき男が、細い鞭で翔子の太腿を責めていた・・
普通の革製の鞭では無く、竹だろうか? 打つのでは無く、しならせてから放し、その弾力性の反発で弾いている・・
パシッ ピシッ 僅かに響く、竹が翔子の太腿を弾く音・・

「なんか、あんまり痛そうじゃ無いよねぇ・・?」
「紗季ちゃん、分かって無いよっ。革の鞭で、勢いよく叩かれるよりも、何倍も辛いんだよ、あの遣り方で責められると・・」
「えっ、そうなの? 紗季、あんなのサれた事、無いから・・あ、でも、このドラマの監督って、ヤラセじゃ無く、エッチや拷問も、女優にガチで受けさせるって噂だけど・・?」
「あぁ、だから、この責めもマジだよっ。ほらっ、良く観ててご覧よっ。しなった竹を、見詰める翔子の表情・・いつ、指が離されるか? 不安と恐怖を、懸命に堪えてる、あの怯えた瞳・・

確かに、鞭で強く撃った方が、その時は激痛を与えられるけど、その一瞬だけだし、人間の体って、痛みに慣れ易いから・・
まぁ、竹で弾かれただけだと、一回一回は、然程痛く無いかも知れないよっ。
でも、ああやって、同じ場所に刺激を受けると、神経がどんどん敏感になって、痛みが倍々に増してくるんだよっ・・

それに、責めの、間の取り方・・
弾くタイミングが、ランダムで予想が出来ない、これが辛いんだ。
来る、って身構えると待たされて、暫くは弾かれ無いって、安心してると、連続で責められる・・
肉の痛みも辛いけど、耐えてる心が、もっと辛いと思うよっ」

優の真剣な口調に、次第次第に引き込まれて、気が付くと、身体が甘く疼き始めている紗季。




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