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第20章 番外編 紗季の合コン

優の予想外の言葉に固まった紗季。
(・・紗季の腋・・す、酸っぱいって・・嘘っ、そんなぁ？)

「ゆ、優クン・・ごめんなさい、紗季の、く、臭いトコ、嗅がせちゃって・・あ、でも、いつもは、こんなじゃぁ、無い、の・・
今日は、簡単に、シャワー浴びただけ、だから・・
もう、紗季なんか、嫌いに、なっちゃった・・？」

泣きそうな小声で、無意識に優の体にしがみ付く紗季・・
類稀なる美少女の媚態・・

優がおずおずと、紗季の髪の毛を優しく撫でる。
「紗季ちゃん・・大丈夫だよっ・・ちょっと、酸っぱい匂いがしたけど、それより、紗季ちゃんの、甘い香りが、沢山して・・
ううんっ、両方が混ざって、甘酸っぱい、信じらんない位、イイ匂いがしてるよ、ずっと、嗅いでいたい位・・
翔子もきっと、普段は、甘い匂いで・・
でも、さっきは、拷問に耐えて、汗、かいてたから、きっと、こんな嫌らしい、甘酸っぱい匂いがしてたのかな・・？」

紗季の身体に、憧れの翔子の姿をダブらせる優・・
(優クン、よっぽど、翔子を・・でも、あんな美少女と比較されるなら、紗季の事だって、気に入ってくれてるのかも・・？)

「優クン・・翔子のこと、凄く好きなんだっ・・？ あ、私の事も嫌いじゃ無いなら・・そのぅ、今だけ、紗季を翔子だと思って、扱って、く、れ、る・・？」