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第20章 番外編 紗季の合コン

必死に痛みと声を堪える紗季を無視して、優の責めが続く。
全く同じ場所に輪ゴムが与える刺激は、繰り返される度に、倍々に膨れ上がり、今は、焼火ばしを差し込む程になっていた・・
しかも、始めは同間隔だった責めは、ランダムになり、紗季が身構えると空かし、未だだと安堵すると施される。

一回一回は、然程の強さでは無いが、真同じの肉に与えられる刺激に、腫れ始める紗季の太腿の肉。
小麦色に焼けている為、目立たないが、赤かった一筋のゴム痕は既に、赤紫色に変色し、その痛みの激しさを示していた・・

優の指が強引に、長く輪ゴムを引き伸ばす・・
(えっえっ？ だ、駄目っ、そんなの、紗季、耐えらん無いぃ・・)
その輪ゴムが与える激痛を思い、思わず、括られたままの両手で、太腿を覆う紗季・・

「紗季っ、俺は、何も、言わないゾッ・・」
優の無言の命令・・
「あ、ご、ごめん、なさい・・」
泣きそうな表情で、腫れ始めた太腿を差し出す紗季・・

輪ゴムを限界まで引き伸ばし、紗季の眼を見詰める優・・
「紗季っ、かなり辛いゾッ・・いいな、声、出すなよっ・・
ほらっ、眼を逸らすなっ、いいな？ 行くゾッ・・」
(あっ、やっ・・えっ？ まだっ？ やんっ、こ、怖いっ・・えっ？ 許して、くれるの？)

バチイィッン・・ 張り詰めたベルトが切れたかの如き、炸裂音。
氷を当てられたかの様に、太腿の肉が痺れる・・
一瞬の間の後、余りの刺激に氷着いた神経が目覚めた。
表現出来ない程の苦痛に、悶え狂う紗季の身体・・