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女子大生 紗季 初めての絶頂
第12章 番外編 聡のトラウマ 翔子の秘密
明に促された聡が、昔を思い出すように、訥々と語り始めた・・
「あれは確か、僕が5年生だったから、お姉ちゃん、ぁ、翔子が高3の冬だったの・・」
何の話が始まるのか?と、訝りながらも耳を傾ける紗季と里穂、それに観客・・
「僕のお母さん、小さい時に事故で死んじゃって、お父さんと2人で暮らしていたんだけど、小3の時に、新しいお母さんが来て、その時初めて翔子に会ったんだ・・高1で物凄く可愛かった・・」
眼を瞑り、翔子の面影を追いながら、話を続ける聡。
「優しくて、綺麗なお姉さんが出来た僕は、とっても幸せだった。けど、あれは、2年程経った、僕が小5の冬の日だった・・
その日、両親共に留守で、翔子と2人だけで翌日まで、留守番する事になったんだ・・
そして、夕方、僕の夕飯を用意して1人で出掛けた翔子。
中々、戻らない翔子を、子供ながらに心配しながらも、僕、先に寝ちゃったんだ・・
あ、当時、僕と翔子は同じ部屋を分けていたんだ。
10畳位の和室を、カーテンで仕切っていたっけ・・」
段々と妖しくなり始めた聡の話に、聞き入る観客。
「そして、夜中に何気無く眼が覚めた僕。そしたら、カーテンの向こうから、何か圧し殺した声が聞こえて来るんだ・・
翔子が帰って来てるんだ、って安心感の反面、カーテン越しに漏れ聞こえる呻き声に、不安になった僕。
お姉ちゃん と、声をかけると同時にカーテンを開けたんだ・・」
「あれは確か、僕が5年生だったから、お姉ちゃん、ぁ、翔子が高3の冬だったの・・」
何の話が始まるのか?と、訝りながらも耳を傾ける紗季と里穂、それに観客・・
「僕のお母さん、小さい時に事故で死んじゃって、お父さんと2人で暮らしていたんだけど、小3の時に、新しいお母さんが来て、その時初めて翔子に会ったんだ・・高1で物凄く可愛かった・・」
眼を瞑り、翔子の面影を追いながら、話を続ける聡。
「優しくて、綺麗なお姉さんが出来た僕は、とっても幸せだった。けど、あれは、2年程経った、僕が小5の冬の日だった・・
その日、両親共に留守で、翔子と2人だけで翌日まで、留守番する事になったんだ・・
そして、夕方、僕の夕飯を用意して1人で出掛けた翔子。
中々、戻らない翔子を、子供ながらに心配しながらも、僕、先に寝ちゃったんだ・・
あ、当時、僕と翔子は同じ部屋を分けていたんだ。
10畳位の和室を、カーテンで仕切っていたっけ・・」
段々と妖しくなり始めた聡の話に、聞き入る観客。
「そして、夜中に何気無く眼が覚めた僕。そしたら、カーテンの向こうから、何か圧し殺した声が聞こえて来るんだ・・
翔子が帰って来てるんだ、って安心感の反面、カーテン越しに漏れ聞こえる呻き声に、不安になった僕。
お姉ちゃん と、声をかけると同時にカーテンを開けたんだ・・」