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悦楽にて成仏して頂きます
第13章 陰陽師
「胸、触って……」
彼は馬乗りになった状態で、両手で乳房を揉み始めた。
「はぁっ……。んんっ」
「凄い。柔らかい。大きいし。ウエストも締まってて。いやらしい、体だね……」
彼の息が荒くなっていく。
「あっ、あんっ」
言う前から、彼は乳首を弄り始める。
童貞だと思っていたのに、違うのだろうか。でも最初の反応は、今までの童貞と同じ。
「あぁっ、んんっ」
両方の乳首を摘ままれ、グリグリとされる。
「どう、してぇ。上、手っ、あんっ」
つい訊いてしまった。
「上手い? ホントに? 勉強のかいがあったんだ……」
彼は、自分に言っているよう。
勉強だなんて、エッチなサイトやDVDだろうか。そういった物を否定する気もないし、私だって元彼と観た事がある。
「あぁっ」
片方の指を外し、代わりに舌で舐められた。
乳首の先を擦ったり、周りを舌先でなぞられたりする。
「気持ち悦い?」
乳首の間近で言われると、熱い息がかかってピクンとしてしまった。
「イイっ、しゃぶってぇっ、んんっ」
言うとすぐに、彼は乳首をしゃぶり始める。
童貞なら、これくらいでもイってしまうのに。彼の性器はちゃんと勃起しているのが、体に触れるから解る。
「あんっ、はぁっ」
両方の乳首を丁寧にしゃぶられ、このまま挿れたら私がすぐにイってしまいそう。
彼は私から降り、膝を立てて脚を開く。
軽く秘蕾を弄り、わざとクチュクチュと音を立てる。
密を使ってクリトリスを弄られると、余計に密が溢れてくる感じだ。
「もう、ビショビショだね。これなら平気かな」
そのまま挿入するのかと思ったら、彼が私を見た。
「ねえ。何か、道具ないの?」