この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悦楽にて成仏して頂きます
第12章  神眼の目


 短刀と数珠は、また枕の下。
 危険そうだと言っていたが、私が除霊するしかない。
 響揮の部屋の神棚で霊を呼んでもらい、シャワーを浴びてから部屋に入れた。
 彼がマンション内にいて、霊とセックスするのは初めて。
 何かあったらすぐに行くと言われていたが、琥珀も部屋の隅にスタンバイしている。
 私の部屋と琴音の部屋の間は、ウォークインクロゼット。帰って来ても、壁を通して声が漏れはしない。
「服を脱いで、来て……」
 確かに危険そうな霊。初めから、赤いオーラをまとっている。
 顔をよく見ると、さっき社に来た夫婦の息子。30歳と聞いている。両親は、婚約者がいたと言っていた。
 白装束を脱いだ彼の両肩を持ち、かがんでもらい唇に触れる。
 相手も慣れていて、すぐに舌を絡めて来た。
「ふぅっ……。んんっ……」
 私の方が、引き込まれそうなくらいの舌遣い。
「はぁっ。ねぇ、ベッドに、行こう……」
 やっと唇を開放された私がベッドへ横たわると、すぐに跨りバスタオルを外された。
 婚約者がいたなら、慣れているはず。
 すぐに乳房を揉み始める。
「あんっ」
 指先で乳首を刺激されると、ピクンと体が反応してしまう。
「はぁっ、んんっ」
 そのうちに、両方の乳首を摘ままれた。グリグリと動かされ、その先を舌で舐められる。
「あっ、あぁっ」
 やはり慣れている霊は違う。手解きをしなくていいのが何より。
 先端を舐めていた方だけ指を外され、本格的にしゃぶり始める。
「んんっ、あんっ」
 口内で乳首を舌で弄ばれ、たまにチュパっという音を立てて吸いながら出したり。
 経験の多い霊とのセックスは、現世でのやり方を覗き見しているような気持ち。彼は、婚約者といつもこんなセックスをしていたのだろう。
 暫く乳首を責めると、彼が上体を起こした。
「ねぇ。してあげる……」
 そう言うと、彼はベッドへ転がる。
 でも同じ。私は彼の脚の間で四つん這いになり、性器を掴んだ。
 もう勃起している。
 周りを舐めてから、口に含む。
 わざとピチャピチャという音を立てながら、口内に出し挿れした。
 彼は乳首を弄ってくる。
「ふぅっ……。んんっ……」
「はあっ……」
 私の呼吸に混ざり、彼の溜息も聞こえた。


/139ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ