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scramble
第7章 優美
優美 13:12
男は女の背後から ガッチリ乳房を鷲掴み。
こんな卑猥な格好は 家族になんて見せられない。
何故なら私は堅物だから。
家、学校では堅物だから。
勉強ばかりで能がなく、エンタメ、スマホに興味なし
人はダメだと言うけれど そんなのあんたに関係ない。
生きてる私が言うのだから、他人のあんたに関係ない。
方程式に微分積分、因数分解、頭の中には化学の計算式。
ごちゃごちゃしてて、纏まらない。
たまに嫌気が差しては気晴らしに、家を飛び出し高架橋。
遠くを見つめて黄昏て、頭の中を整理する。
ビルや雑踏掻き分けて、スクランブルを上から見下ろせば、この国の無能さをヒシヒシ気付く今日この頃。
仲間の叶子に言われるが、私はそんなの気にしない。
叶子に私のことなんて、あんたに分かるはずもない。
こんな淋しい私だが、心は何か求めてる。
身体は誰かを求めてる。。。
こんな私を誰かになんてましてや仲間になんて見せられない。
こんなの仲間に見られたら、私はどうにかなりそうだ。
決してこんなの見せられない。
男は私のおっぱいを 背後から鷲掴み。
私は上は丸裸 下にはショーパン履いている。
メガネをかけたら眼鏡ブス。そんなセリフはいつぞやか?
外したメガネは放り捨て、両手を後ろに回しては。
私の乳房で楽しんで、乳輪しゃぶり舐め回す。
世間の荒波乗り越えて、やってきてはみたけれど。
今の世の中くだらない。
こんな私に花添えて、くれるあなたはいるのやら?
お互い世間に背を向けて、いったいどこに行くのやら?
イチサンイチニイ昼もすぎ。戻る私は蚊帳の外。
あなたも教室戻ったが、上に呼ばれて怒られる。
どうして授業に遅れたか?聞かれたあなたは知らんぷり。
おまえヤル気はあるのかと 聞かれたあなたは『ありますよ』
いろいろ似てはいるけれど、あなたは白衣を着た人に。
私はスーツを着た人に、身体も心も奪われて。
お互い上司に呼ばれては、上から目線でガミガミと。
頭の中はゴッ…チャゴチャ。週末どこに行こうかな。
イチサンイチニイハロウィンの。衣装を買いに街に出る。
昼過ぎ私は街の中 スクランブルは人の波。
日頃のストレス忘れては、行き交う人に紛れ込む。
こんな私は路地裏で 見知らぬオヤジの竿しゃぶる。
1日終われば明日から 同じことの繰り返し。
快楽だけが私の楽しみ。
また1日が始まる。。。
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