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永遠の愛を奪って
第19章 溺愛とさよならの決心
「嘘。最悪だって思わなかった?」
「全然最悪じゃねーから。気になってた子と近づけるからラッキーだろ」
「そうだったの!?……でもそれは私も思ってた」
二度目にしてみたキスは今度こそ上手く唇に当たって、その後に祐にお返しされて止まらなくなっていく。
好きで、好きで、好きでたまらないから何度しても飽き足らない。
寂しくて流れた涙が引いてからは、お互いに裸になって抱きしめ合ってキスをした。
部屋が暗くてもどこに何があるかは大まかに分かるけど、愛し合っているうちに脱ぎ捨てた服がどこにいってしまったのか分からない。
キスをしている時に祐の腔内に自分の舌を入れてみると、思考が蕩けてしまうほど掻き回されるからそんなこともどうでもよくなってしまう。
「ンンッ……、ハァッ……、たす……、ンッ……」
「大好きだよ……。小春……」
このまま時間が止まってしまえばいいのに……。
そう思えるほどキスをしている時は特別な時間だった。
たくさんキスをしてから肩まで被っていた布団に祐が入り、私の体に被さると胸の突起をぺろぺろと舐めてくる。
「小春の乳首、勃ってきてる……。今日は舐められて気持ちいい……?」