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第2章 麻衣子

「やん！　やあん！　い……」


　喘ぎと呼吸が止まった。
　この瞬間、強く舌を刺激させて、思い切りクリを捲った。


「……あっ！」


　大きい声がして、腰が痙攣している様だ。
　俺が少し距離をとり、ヒダを大きく開き膣口を見た。
　……膣内がドクンドクンと動いている。
　間違いない……キテたオーガズムがイッてしまった。何処かへと……。


　突き放す様に、距離をとる。
　すると麻衣子が観音開きのまま、激しく腰を振っている。とてつもない色気と、力強い動き……良いモノはいい。


　それにしても、イキやすい女だな。
　

「はあ、はあ、はぁ……見ないで」


　麻衣子が俺の視線に気づき、両手アソコを隠した。もう遅い……と口にしないのは、俺の優しさ？　かな。


「はあ、はあ！　やめてと言ってるのに責めるんだ」


　泣きべそかきながら、俺を見る。
　麻衣子……思った以上に、可愛い。
　俺は麻衣子の横に寄り添うと、片腕で抱き寄せる。



「あっ」


　小さな声がした。
　柔らかい肌に、俺の粗末な腕がある。


「何？」


　麻衣子が不思議そうだ。
　いきなり寄り添ったからか、目を白黒している。
　本当に小動物みたいだ。
　額にキスをすると、肉棒を触らす。


「……勢い戻ったね」


　麻衣子がニタリとする。
　そして掴んだ手を、扱き始めた。
　

「パクパクしてあげる。具合が好くなったら、一人になろう」


　そう言って、肉棒をしゃぶりついた。
　パクパク……パクパク……ね。
　食べるなよ。


　少し、フェラをさせてやる。
　仰向けの俺が見下ろし、四つ脚で片手で肉棒の根元を掴んでいる麻衣子が上目遣いちょくちょくする。


「なーに？」


　麻衣子が不思議そうにしていると、俺は肉棒に唇を押しつける。
　続けろ！　と無言の要求をした。


「……もう！　変なの」


　そしてパクつく。
　その顔は、少し笑っていた。