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約束 ~禁断の恋人~
第8章 未来
海の意思でのセックス。
それは、カイやフィーアとの以前があったからそう思える。
「あっ、んんっ、はぁっ」
乳首を口内に含まれると、そこにも熱い刺激。
舌が動く度、体が震える。
「あぁっ、はあっ、んっ」
同時にもう一方を指で弄られ、自然と背中を反った。
こうして海からの愛撫を受けることは無いと思っていたせいで、余計に体が痺れる感覚。
誰とも似ていない、彼の情熱的なセックス。
それを目の前にして、既に勃起していた。
「あんっ、海、海っ、んっ、はぁっ」
「悪い。もう、欲しい……」
海も興奮してくれるのが嬉しい。
潤滑剤を出すと、すぐ入口に塗り込まれた。
「トモ……」
僕も愛撫してあげたいと思ったが、それよりも海が欲しい。
本当にお互いの想いが一致して、彼が挿いって来た。
「あぁんっ、はぁっ、んんっ」
同じ体なのに、誰とも違う。
そう感じた。
「トモ……。愛してる……」
「海……っ、んっ、はぁっ」
「愛してる」と言いたくても、言葉にならなかった。
海の昂りが、内部を熱くしていく。
「はぁっ、んんっ、あんっ」
グラインドで擦られる場所全てから、快感が生まれる。
それが全身へ散り、どうしようもない熱さから海の腰に腕を回した。
「海っ、あぁっ、はぁっ、はぁっ」
実体と心が、一つになった海。
その激しさは、本当に愛情があるから。
僕のことを心から愛してくれている。
「んんっ、あっ、ヤっ、はぁっ、あんっ」
奥深くまで愛され、指先に力が入る。
「トモ……っ」
「あっ、あぁっ、ヤっ、んっ、ヤぁっ、はぁっ、海、海っ! はぁっ、はぁっ……」
触れられていないのに、絶頂へと昇りつめた。
「トモ……っ、くっ……っ、はあっ……」
海が僕の中で放出する。
そんな表情を見る余裕も無かった。
「海……っ、はぁっ、はぁっ……。あっ」
塊を抜くのにも、反応してしまう。
「トモ……」
添い寝してきて、強く抱きしめられる。