この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
約束 ~禁断の恋人~
第7章  想い


「トモ? 嫌だった?」
「どうして……?」
 抱き合ったまま訊いた。
「だって……。やっ、って言ってたから……」
 やっと冷めてきた顔が、また熱くなる。
 言ったとは思う。でもさっきは夢中で、はっきりとは覚えていない。
「違うよ……」
 それしか、答えられなかった。
 何度も「海」と言ったのだけは覚えているが、喘ぎにまで責任は持てない。
「ホントに? 嫌じゃ、無かった……?」
「嫌じゃないよ。よ、悦かっ、たよ……。悦いと、そう、言っちゃうん、だよ……」
 目が合っていたら、絶対に教えられなかった。
 普通なら無粋な質問だろうが、彼は真剣に訊いているだけ。僕を心配していると思うと、嬉しいと感じる。
「もう、寝る?」
「シャワー、浴びないと。シーツも、交換しなくちゃ……」
「ん」
 彼が腕をどかしたから起き上がると、また抱き寄せられた。
「キス……」
 何度もしたのに。
 笑ってから彼に顔を近付けると、キスが段々深くなっていく。
「んんっ……」
 離れようとしても、しっかりと抱き込まれてしまった。
「トモ……。もう一回、しよう?」
 彼の勃起したものが、太ももに当たっている。
「ちょ、ちょっと、海っ……」
 止めようとしたが、彼の力には敵わなかった。



/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ