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エロ小説を100冊読んでみた
第5章 わが家は魔法の王国亡命ハーレム
さて、話を本作に戻します。
この作品はド真面目に二次元ドリーム文庫のレーベルカラーを体現してますね。
ハーレムものですから、ジャンル的に言うと先に勉強させて頂いた犬吠先生の『種乞い狐のスケベなお宿へようこそ!』と同じです。種乞い狐はノクタで書かれたものながら、二次元ドリーム文庫のコンセプト「女の子がエッチに積極的」にとてもマッチしていたと思います。
違いは何かと言えば、単純にボリュームですね。
書き下ろしだけあってこの『わが家は魔法の王国亡命ハーレム』の方が、二次元ドリーム文庫本来のページ数に合わせた構成になっています。すなわち50~80ページほど短い。
な・の・に、羽沢先生ったら、いつものように凝った世界観を展開しています(笑)
異世界である魔法の国マーハランドで統治権争奪戦争に負けた王家のお姫様たちが主人公の家に突然亡命してくるという物語。パンパロパンパンパン♪
……なんですが、魔法の国独特の戦争の仕組みや様子、更には「どうして亡命先が現代日本の一般人である主人公の家なのか」ということに絡めた伝説だったりと、エッチと関係ない所でお楽しみ設定をガンガンに作り込んでいるのです。