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光を求めて
第5章 初恋
家に帰りついて兄の部屋に一直線。
ドアの前で息を整えノックすると、雅也さんの声が中から聞こえた。
「彩羽ちゃんかな?入って来ていいよ」
その声にドアを開くと、兄の横に座っている雅也さんが優しい笑顔で出迎えてくれた。
「おかえり」
「うん……ただいま」
にっこりと微笑まれるとドキドキする。
手招きをされて近づくと、可愛い袋に入ったクッキーをくれた。
「大学の帰りに美味しそうだと思って買ってきたんだ。もう少しで朝陽も一段落するから一緒に食べようか?」
「分かった。お茶の準備お願いしてくるね」
「ありがとう。ついでに着替えて待てて」
雅也さんの笑顔に送り出されリビングに行くと母が迎え入れてくれる。
「また雅也さん?」
「うん。雅也さんにクッキーもらったの。もう少しで、お兄様の勉強が一段落するって」
「そう。だったらお茶の準備しないとね。彩羽は着替えてらっしゃい」
「は~い!」
クッキーを母に渡し自分の部屋に駆け込んだ。
今日は雅也さんがいるから淡いパステルカラーのフリルがついたワンピースにカーデガン。
髪は下ろしたままでピンクのリボンをつけて少しおしゃれをした。
ドアの前で息を整えノックすると、雅也さんの声が中から聞こえた。
「彩羽ちゃんかな?入って来ていいよ」
その声にドアを開くと、兄の横に座っている雅也さんが優しい笑顔で出迎えてくれた。
「おかえり」
「うん……ただいま」
にっこりと微笑まれるとドキドキする。
手招きをされて近づくと、可愛い袋に入ったクッキーをくれた。
「大学の帰りに美味しそうだと思って買ってきたんだ。もう少しで朝陽も一段落するから一緒に食べようか?」
「分かった。お茶の準備お願いしてくるね」
「ありがとう。ついでに着替えて待てて」
雅也さんの笑顔に送り出されリビングに行くと母が迎え入れてくれる。
「また雅也さん?」
「うん。雅也さんにクッキーもらったの。もう少しで、お兄様の勉強が一段落するって」
「そう。だったらお茶の準備しないとね。彩羽は着替えてらっしゃい」
「は~い!」
クッキーを母に渡し自分の部屋に駆け込んだ。
今日は雅也さんがいるから淡いパステルカラーのフリルがついたワンピースにカーデガン。
髪は下ろしたままでピンクのリボンをつけて少しおしゃれをした。