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光を求めて
第5章 初恋
「前みたいに会いに来れなくてごめんね」
久しぶりに会った雅也は本当に申し訳なさそうに口にする。
それでも、部屋に入ったとたんに抱きしめてくれるのはうれしくて、久しぶりに伝わる雅也の体温に心が弾む。
「大丈夫だよ。雅也も大学忙しいんでしょ?無理しないで」
「無理はしてないよ。僕も彩羽に会いたかったから、彩羽欠乏症になりそうだ」
雅也はそう言いながら私の胸を優しく触り始めた。
いつもは急かすことなくゆっくりとかわすキスも今日はない。
そしてズボンの上からでもわかるほど膨れ上がっているモノに思わず笑った。
「どうしたの?」
「んっ?私に反応してくれてうれしい」
ズボンの上から撫でるとますます大きくなる。
「あたりまえだよ。ずっと彩羽の事ばかり考えてたんだよ。その彩羽が目の前にいるのに興奮しない方が嘘だよ。彩羽は興奮しない?いつもみたいにしたいとは思わない?」
いつも大人で余裕の雅也が子供に見えてしまう。
余裕がないほどに私と会いたかったんだと思うと、愛おしくてたまらず私のほうからキスをした。
私も雅也に興奮していると伝えたくて、舌を絡ませ濃厚なキスをしてあげた。