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光を求めて
第6章 初体験
「アアアッ……そんなに、しないでぇぇぇ」
奥深くに打ち付けて捻じ込むようにグリグリされると、気持ち良い場所にあたっておかしくなりそうだった。
「じゃあっ、やめる?」
「アッ……ヤッ……やめっ、ないでっ」
やめるという言葉に反応して嫌だと思った。
まだまだ気持ち良くなりたくて、自分からおじさんの腰に足を延ばしてしがみつく。
そうすると、また違う場所に当たり違う感覚が襲う。
「そんなに良いんだっ!おじさんもっ、良すぎてっ……イキそうだよっ」
おじさんは顔を歪ませながら腰をフリ続ける。
打ちつけるスピードが早く息もあがり、そして一番奥深くに打ち込んで動きが止まった。
顔を歪ませながら天を仰ぐのを見てイッたのが分かる。
しばらくそのまま動かなったおじさんは私の中から抜け出すと、白い液体の入ったゴムを外して私の横に寝転んで抱きしめてくれた。
「彩羽ちゃんの初めては最高だったよ」
髪を撫でながら言われるとうれしくなる。
「初めは痛かったけど、気持ちよかったし……嫌な事忘れてた。おじさん……暖かい……」
抱きしめられている腕が気持ち良くて、ウトウトし始めた。
「これがSEXだよ。好き以外にも癒す魔法かな」
「魔法……」
そう、これは魔法。
私を暗闇から引き上げてくれる唯一の方法だと勘違いする。
誰かが傍にいてくれさえすれば寂しくはない。
嫌な事も忘れて快楽だけに浸れば、嫌な事を思い出すこともない。
それに思わぬ副産物も手に入った。