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光を求めて
第6章 初体験
次の日の朝、おじさんに起こされると、もう一度したいと言われてSEXをした。
おじさんの言う通り2度目は痛くはなく、最初から気持ち良くて全てを忘れられた。
そして部屋を出る時に3万円をくれた。

「いいの?」

「そういう所も初々しくてかわいいね。だけど、世の中は何も知らないと損するからね。そしてずる賢くならないと馬鹿を見るよ。彩羽ちゃんの身体はね、お金になるんだよ。癒してもらってお金ももらえたらラッキーだよね。そして、おじさんも彩羽ちゃんの初めてを味わえてラッキーだったよ」

その意味を理解するのに時間はかからなかった。
何も知らなければ馬鹿をみる。
そして私の身体はお金になる。
お金を貰えれば家に帰らなくても生きていける。
それが分った私は、家に帰らず繁華街を歩いてはお金をくれる人を見つけて身体を重ね合わせた。
身体を重ねると同時に心も重ねて満たされていた。
だけどそれは満たされているというよりは依存。
全てを忘れて生きていくために私が選んだ道だった。


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