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光を求めて
第8章 知らないこと
リビングに顔を出せば、すかさず冷たいお水を差しだしてくれる。
それを受け取ると今度は雅也がお風呂に入りに行った。
私はどうやって雅也に帰ってもらうか考えるため、温かなココアを入れてソファーに座った。
静かな中考えても上手い言葉が思い浮かばない。
帰ってと一言言えば良いけど、それはなんだか嫌だった。
そんな事を考えていると、雅也が犬のように鼻をピクピクさせながらお風呂から上がってきた。
「良いにおいがするね」
「ココアだけど雅也も飲む?それともお酒がいい??甘いのしかないけど」
「じゃあ、ココアを貰おうかな?」
お酒じゃないんだと思いながらココアを作って渡した。
「お酒ってあまり飲まないの?」
「んっ?つきあい程度では飲むけど普段は飲むことはないかな?彩羽もお酒は苦手なようだね」
「なんで知ってるの?」
久しぶりにあったというのにアルコールが苦手なのを知っていることに驚いて声を上げた。
「そんなに驚かなくても。冷蔵庫に甘い酎ハイしか入ってなかったからそう思っただけだよ」
雅也の言う通りビールが苦手な私は酎ハイしか冷蔵庫に入れていない。
それもあまおうとかマンゴーとか甘い系しかストックがない。
それを受け取ると今度は雅也がお風呂に入りに行った。
私はどうやって雅也に帰ってもらうか考えるため、温かなココアを入れてソファーに座った。
静かな中考えても上手い言葉が思い浮かばない。
帰ってと一言言えば良いけど、それはなんだか嫌だった。
そんな事を考えていると、雅也が犬のように鼻をピクピクさせながらお風呂から上がってきた。
「良いにおいがするね」
「ココアだけど雅也も飲む?それともお酒がいい??甘いのしかないけど」
「じゃあ、ココアを貰おうかな?」
お酒じゃないんだと思いながらココアを作って渡した。
「お酒ってあまり飲まないの?」
「んっ?つきあい程度では飲むけど普段は飲むことはないかな?彩羽もお酒は苦手なようだね」
「なんで知ってるの?」
久しぶりにあったというのにアルコールが苦手なのを知っていることに驚いて声を上げた。
「そんなに驚かなくても。冷蔵庫に甘い酎ハイしか入ってなかったからそう思っただけだよ」
雅也の言う通りビールが苦手な私は酎ハイしか冷蔵庫に入れていない。
それもあまおうとかマンゴーとか甘い系しかストックがない。