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光を求めて
第2章 もう一度信じたくて

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「ね~ね~彼女ぅ!!ひとり?お兄さんたちと遊ばない?」

21時を過ぎた頃に駅前にいると誰かが声をかけてくる。
大抵は中年の冴えないおじさんで、たまには若い男もいる。
今日は若い男2人で見た目もまあまあイケてる男だった。

「カラオケなんてどう?ぱぁ~と騒ごうぜ?」

左右に座って馴れ馴れしく肩を抱いて話してくる。
22時になろうとしているし、今日はこの男にしようと決めた。

「あのね……泊るところないの、お金もなくて……」

「そうなの?だったら朝までコースでいいんじゃない?寝たくなれば寝れるし。ねっ」

お互いが軽いノリで朝まで一緒にいることが決まった。
もちろん、何もないなんてありえない。
それ込みの了承だった。
オールで受付をすませると一番奥の部屋に通され、掘りごたつの部屋は寝るにはちょうどいい部屋だった。
私と向かい合わせで座る男ふたり。
どちらかが隣に座るものだと思っていたから面食らいながら、お酒とおつまみを頼み乾杯をする。
とりあえずビールを3杯頼まれたから飲んでみると美味しくない。
顔をしかめる私を見て、眼鏡をかけた彼が笑いながらメニューを見せてくれた。
私が飲めそうなカシスオレンジを頼んで再度乾杯をする。


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