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光を求めて
第2章 もう一度信じたくて

「彩羽ちゃんってモテルでしょう?かわいいもんね」

「もてませんよ~~」

「そうなの?こんなきれいな肌してるし、可愛い唇だし……」

允くんの手が言葉通りに首筋の肌に触れ、そして唇をなぞる。

「お酒で顔も赤くなってかわいい」

「かわいいなんて……」

「んっ?かわいいよ。だからカラオケ行こうって誘ったし、もっと彩羽ちゃんを知りたいな、もっとさっ」

そう言いながら允くんの顔が近づいてきて唇が軽く触れた。

「イヤじゃない?」

これが目的で私を誘ったはずなのに意外と優しい事に驚きながら、私は小さく首を横に振った。

「よかった」

本当に安心したかのように呟いた允くんはまた唇を寄せた。
少し唇を開くと遠慮なく允君の舌が私の中に入ってきて、容赦なく口内を荒らす。
絡まる舌にお互いが欲情し、允くんの手が服の上から胸を触り始めると、私はされるがままに受け入れた。
そんな私たちの行為に気がついていても歌い続ける隆司くんの歌をBGMにしながらエッチな行為は加速する。

「意外と大きいね。隆司が歌ってるから声我慢しなくていいよ」

セーターをたくしあげられ、露になった胸を撫でながら乳首に舌を這わせて刺激する。
乳首ばかり舐められ下半身がウズウズし、もっと強い刺激が欲しいと閉じていた瞳を開けた瞬間、隆司くんと目があい一気に顔が熱くなる。


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