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光を求めて
第11章 幸せになりたくて

「はははっ。エロい顔、たまんないよ。その顔」

お酒も入って赤らめている顔を舐めまわすように見る男は、そう言いながらショーツの中に手を入れて直にクリトリスを触る。
優しいだけではなく強い力で触られると身体は正直に反応して息使いが荒くなり声が出そうになった。

「声我慢してよ。お姉さんのかわいい声、聞こえちゃうよ」

耳元でフッーと息を吹きかけられるとブルっと身体が震え涙目になる。
それでもやめることのないクリトリスへの愛撫で声が出そうになり慌てて口を押えて声を飲み込んだ。

「本当にお姉さん超エロい!こんなにギンギンになったの久しぶりかも」

興奮する男の股間に目を向けると、スラックスの上からでも分かるほど膨れ上げっている肉棒に目を細めた。

「何?その物欲しそうな目……とりあえず出ようか?このままじゃここで入れちゃいそうだよ、俺」

鼻歌交じりの男は私の手を引いてホテルに一直線に向かった。
部屋に入ると何も言わずに荒々しくキスをはじめ、待てないかのように私のストッキングとショーツを脱がせて両足を割り開く。
いきなり入れるんだと思っても抵抗する気はない。
男が望むとおりにすれば寂しい夜を過ごすことない。
そんなことを考えていると、男の肉棒が躊躇なく私の中に押し込まれる。
少しの圧迫感を感じながら程よい快楽が私を襲うけど、嬌声を上げるほどの気持ちよさは襲ってこなかった。
だけど男が機嫌を損ねないように昔みたいに演技をする。

「アッ……ヤッ……」



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