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光を求めて
第11章 幸せになりたくて
一心不乱に腰を打ち付ける男に私の声が届いているのかもわからないほどに身勝手な動き。
何度も何度も奥に打ち付けながら、時には私の足をVの字に開き奥深くまで打ち付けてくる。
男は荒い呼吸をしながら額には汗をにじませ、白濁を爆発させるまでひたすら腰を打ち付けていた。

「やばい……癖になりそう」

私の中に白濁を流し込み、何度かキスを繰り返しながら男は口にする。
若い頃は抜かずの何発とかよくされたけど、この男も何度も何度も絶倫かというほど私の中に白濁を流し込んではお互いの欲望に抵抗をしなかった。
それでもさすがに満足したのか、その男は私の横に寝ころび煙草に火をつけて吸い出した。
その横で寄り添うように男の肌に頬をつけて甘えると、腕枕をして恋人のように髪の毛を撫でてくれる。

「終わった後に甘えてくる年上の女ってのもいいな」

何度か煙を吐いた男はそんなことを言って濃厚なキスを私にする。
煙草臭くて吐き気がするけど、一人で過ごすよりはいい。
誰でもいいから傍にいてくれれば私は今日も泣かなくて済むから――


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