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光を求めて
第2章 もう一度信じたくて
誰も歌わない曲が何曲変わっただろう。
スローテンポな、この場に似つかわしくない曲が流れ始めた時ふたりはまた会話をする。

「隆司っ、どうだ?」

「最高だなっ……遊んでそうで遊んでないのか、締め付けてくる」

「そうかぁ~、俺も口じゃなくて、そっちに入れて~~」

「もう少し待てって……アッ、そろそろ…もう出そう」

「俺も限界かも……一緒に出そうぜ」

動きを早め私の中に全てを吐き出そうとする。
そう言えば、隆司くんコンドームつけてるのかな。
今更そんな言葉が頭をよぎったけど今更の事で、ピルも服用しているからどうでもよかった。
終わりに近づく男二人は荒い息をしながら私の中に白濁流し込んだ。
喉の奥に当たる白濁に吐きそうになりながら全てを受けとめると、やっとふたりから解放された。
口から流れ出る嘔吐と白濁は床を汚していく。
そして、私の中から引き抜かれた後からは、隆司くんの白濁が床を汚した。
四つん這いになったまま荒い息をしていると、允くんは優しく頭を撫でながら聞いてくれた。

「何か飲む?」

その言葉に頷くと、残っていたカクテルを口移しで飲まされた。
ゴクゴクと自分で飲むペースより早く、身体が一気に熱くなる。


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