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光を求めて
第2章 もう一度信じたくて
「ウィスキーだから彩羽ちゃんには強かったかな?でも酔った方がお互い気持ち良いでしょう?」
「まだ、するの?」
お酒でボーッとする頭で聞くと、そのまま仰向けにされて允くんの肉棒が入ってきた。
「隆司の言う通り、マジ気持ち良い!!」
「だろう?」
「ああ。たまんねぇ……何回でもヤレそう」
「何回でもヤロウぜ。誰も近づくなって言ってあるからヤリタイ放題だぜ」
「そうだな。――朝までって言ったの彩羽ちゃんだからね。大丈夫。俺たちの言う通りにしていれば心配ないから」
それから何度も入れられ、何度も中に出された。
水分補給だと言ってはウイスキーや強いお酒を飲まされて最後の方は殆ど記憶がなく、目が覚めた時は知らない部屋のベッドの上にいた。
抱きしめられる腕に顔を上げると、私を抱きしめているのは充くんだった。
トイレに行きたくてベッドから抜け出そうとすると、腕を取られまたベッドの中に引きずり込まれる。
「勝手に出て行くなよ」
「ごめん、でもトイレ行きたくて」
「ああ、トイレか。直ぐに戻って来いよ」
その一言が嬉しくて、用を足して急いで戻るとさっきと同じでベッドの中で抱きしめられた。
愛情を知らない私は、それだけで大事にされていると思い込む。