この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第16章 初デート
待ちあわせ15分前に到着すると、優さんはガードレールに腰かけて長い足を投げ出していた。
眉間に皺を寄せて凄まれると怖いけど、何もせずにいるとカッコいい。
優さんの目の前を通り過ぎる女の子たちが何度も振り返っているのがその証拠。
逆ナンされないように急いで近寄ろうと小走りになった時、ふたり組の女性が優さんに声をかけるように近づいて行った。
優さんはいつもの厳つい顔で睨みつけるものだから、そのふたりは泣きそうな顔をして手を繋いで逃げ出した。

「何笑ってんだ?」

その女の子たちの逃げ出した方に私がいたから、私がいることに気がつかれ渋い顔。

「黙っていればかっこいいのに、口を開くと怖いんだもん。女の子たちビビって逃げ出して行ったじゃないですか?」

「知らん女に好かれても迷惑なだけだ。俺が好きになった女だけに好かれればいい。余計な事言ってないで行くぞ!」

顔色変えずに凄い事を言う優さんに戸惑い、それでもそう言い切る優さんをかっこいいと思う。


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ