この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第16章 初デート

「何でもないです。ランチは何を食べるんですか?」

「ああ、日本料理にした」

「日本料理?」

日本料理という言葉に驚くと優さんは嫌いかと聞いてきた。

「いえっ、優さんと日本料理って……」

似合わないと口にしそうになって慌てて口を両手で覆った。
だけど何を言いたいのか察した優さんは、意外にも怒ってなくて笑う。

「良く言われるな。まぁ、今日行く場所は知り合いの店なんだ。彼女の料理はセンスがいいから期待してろ」

「彼女?」

彼女という言葉に反応して聞けば機嫌よく教えてくれた。

「そこの店の主人は女なんだ。女性だから繊細なモノを出してくれる。味も良いが見た目も一流だ」

穏やかに教えてくれる優さんの言葉が右から左に流れていく。
その人との関係はと聞きたいけど聞けない。
そんなモヤモヤな気持ちになりながら少し歩くと、店についたようで暖簾を分けてドアを開けた。

「少し時間早いけどいいか?」

「ええ、大丈夫ですよ。カウンターになるけどごめんなさいね」

着物を着た年配の方が出迎えカウンターに通された。


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ