この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第16章 初デート
そうなると映画に集中できないのは当たり前で、内容がまったく頭に入らなかった。
映画が終わると、優さんに面白かったなと言われても愛想笑いするしかない。
なんとか話を合わせながらmaple‐メイプルに向かった。

「面白かったか?」

店に顔を出せば開口一番ゲンさんの言葉。

「うん。美味しいランチおごってもらっちゃった」

「そうか。よかったな」

そう言いながらも、少し寂しそうなゲンさん。
どうしたのかと聞いても別にと教えてくれない。

「そういえば、あのカウンター内にいた女性とは古い知り合いですか?」

ずっと気になっていたことを聞いた。
彼女とか言われても困るけど、聞かずにモヤモヤしたくはない。

「ああ?麗(れい)か?小・中と同級生だ。料理人になるのが夢でひとりで店をだしやがった。昔から有言実行する奴だったな。俺らが無理だと思った事も最後にはやりとげる……大した女だよ」


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ