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光を求めて
第16章 初デート
「そんなに俺と会えないのが寂しいか?」
下を向いていると、優さんの指が頬に触れた。
ハッとして顔を上げると、いつも以上に優しい表情で見つめられていて、心臓がドキドキと早打ち言葉にできなかった。
「優さ――」
優さんの名前を呼び掛けたとき、ドアが開いて清香姉さんが入ってきた。
そのまま私たちの方にやってきて優さんに後ろから抱き付いた。
「ふふふふっ。優さんみっけ~」
「お前っ!!酔ってるのか?」
「はい。酔ってまぁ~~す」
清香姉さんは大きな胸を押し付けながら可愛く甘えていた。
それを嫌な顔をしながらも解こうとしない優さんも満更じゃない。
「あっ。彩羽ちゃんもみっけ~~ふふふっ。私っ!優さんより彩羽ちゃんが好きッ」
今度は私に抱きついてほっぺにキスをする。
そして優さんにしていたように大きな胸を押し付けながら、私の胸に手を置いて揉みだした。
「清香姉さん!!」
「ふふふっ。若いっていいわよね~~大きくて張りがあって……やっぱり私とは違うわよね~~」
胸から手を外されてホッとしていると、今度はニットの中に手を入れられて直に触られた。