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光を求めて
第2章 もう一度信じたくて
「やっと気がついたか。ここはSMなんかができる部屋だ。今日はおじさんがキミを調教してあげよう。立派な大人になれるようにね」
怯える私を見ながら口の端を引き上げて笑う。
だけどその瞳は笑っていなかった。
何をされるのか分からなくて恐怖だけが膨れ上がる中、私を置いたままおじさんはシャワーを浴びに行った。
その間に腕を動かして逃げようとしても繋がれた鎖が外れることはなかった。
暫くして戻って来たおじさんは裸のまま私の上に跨った。
「逃げるチャンスを与えてあげたのに逃げなかったわけだ。何をされるか期待してるのかな?」
この状態で逃げられないと分かっていながら口にする。
完全に私で遊んでいるのが手に取るように分かり、こんなおじさんについてきた自分が恨めしくなる。
「とりあえず一発やろうかなっ。躾はそれからでも問題ないだろう?」
「イッ」
乳首に爪をたてられ痛みが走りギリギリギリと容赦ない痛みに顔を歪めることしかできなかった。
「あ~、悪いね。血が出たみたいだ。おじさん手加減を知らなくて悪いね」
血の付いた指を私に見せ、そのまま舌で舐めるその行動にゾクリとした。