この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第17章 恋愛初心者

「連絡先、知らないんです」

そう、私は優さんの連絡先を知らない。
maple‐メイプルに行けば会えたし、それ以外でも仕事帰りにばったり会うことも多かったから連絡先を知らなくても困ったことはなかった。

「何?好きなのに連絡先も知らないって、どれだけ恋愛初心者よ!」

「東間さん、連絡先の交換は基本ですよ!き・ほ・ん!!」

呆れる2人に苦笑いの私。
初心者と言われれば否定はできない。
だけど、連絡先を聞かなくて済んだ経緯を話すと妙に納得してくれた。

「だったらさ、そのゲンさん?彼なら優さんの連絡先知ってるんじゃない?」

「そうですね。東間さんの恋も応援してくれてるなら力になってくれますよ!」

それはどうかなと思う。
ここ数回maple‐メイプルに顔を出して優さんの事を聞いても、仕事が忙しいんじゃないのかと話すだけで、それ以上の情報を教えてはくれない。
私も敢えてそれ以上の事は聞かないし、心配させたくないから聞けなかった。
そんな事を考えていると、上野さんと峰岸さんふたりは今日の夜にmaple‐メイプルに顔を出そうと盛り上がっていた。


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ