この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第17章 恋愛初心者

「ゲンさん」

「ん?どうした?」

探し物をしていたゲンさんは探す手を止めて振り返る。

「うん、さっきは話を合わせてくれてありがとう」

「話?」

私の言葉が理解できなかったようで、上野さんたちとの会話で話を合わせてくれて助かったと伝えると漸く伝わった。

「私がウブとか男に面識がないとかスレてないとか……清香姉さんたちが聞いたら卒倒するよね」

本当にそう思ったから口にすると、ゲンさんは笑顔を消し少し辛そうな表情をした。
どうしてそんな表情をするのか分からず困惑していると、手を引かれてふたりでソファーに座り、慰めてくれるかのように肩を抱かれた。

「さっきの言葉は別に話しを合わせたわけじゃない。そう思ったから口にしただけだ。だから自分を卑下するのはやめろ!」

思いもよらない言葉に顔を上げると、そっと髪の毛に手を置かれ私に言い聞かせるように静かに言葉にする。

「色々な男と遊んできたのは否定はしない。だけど、それは男とSEXをしたかったからか?遊びたかったからか?お金を目的としての事か?」

ゲンさんの問いに静かに頭を横にふった。
私が求めていたのはSEXじゃない。
私が求めていたのは……


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ