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光を求めて
第17章 恋愛初心者
後ろで何かを叫んでいるのが聞こえたけど、足を止めている余裕はない。
一秒でも早く会いたくて、エレベータを待つのももどかしくて階段を一気に駆け下りた。
どうしてここではなく目の前のバーで飲んでいるのかなんて考えなかった私は、バーの中にいる優さんを見つけて足が止まった。
確かに優さんの姿を確認することができたけど一人ではなかった。
「あ~いたいた。早く会いたいからって行くの早すぎなんだってば。それで?優さんいた?」
追いかけてきた上野さんと峰岸さんが私の横に立ってお店の中を覗き込む。
「というか、私知らないんだけど?」
「そうでしたね。えっと……いたいた。一番右の手前から2番目のテーブルですよ。モスグリーンのシャツに短髪の人」
優さんに会った事のない上野さんに峰岸さんが教えていたけど、彼女たちの話は耳に入ってこない。
ただただ、目の前の光景が信じられなくて唖然としていた。
「へ~……意外とイケメンだね。って何あれ!!」
一秒でも早く会いたくて、エレベータを待つのももどかしくて階段を一気に駆け下りた。
どうしてここではなく目の前のバーで飲んでいるのかなんて考えなかった私は、バーの中にいる優さんを見つけて足が止まった。
確かに優さんの姿を確認することができたけど一人ではなかった。
「あ~いたいた。早く会いたいからって行くの早すぎなんだってば。それで?優さんいた?」
追いかけてきた上野さんと峰岸さんが私の横に立ってお店の中を覗き込む。
「というか、私知らないんだけど?」
「そうでしたね。えっと……いたいた。一番右の手前から2番目のテーブルですよ。モスグリーンのシャツに短髪の人」
優さんに会った事のない上野さんに峰岸さんが教えていたけど、彼女たちの話は耳に入ってこない。
ただただ、目の前の光景が信じられなくて唖然としていた。
「へ~……意外とイケメンだね。って何あれ!!」