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光を求めて
第17章 恋愛初心者
最後は花が咲くようににっこりと微笑んでくれた。
峰岸さんや上野さんが言うように、家の事もあって関わらないようにしていたのは事実で、みんなが私の事を良いように思っていないのも分かっていたし、そう仕向けていた部分も少なからずあった。
そう仕向けておきながら、どこか羨ましくて憧れていたのも確かだった。
「東間さん、言い過ぎたって思う。けど、それは昔の事だから、昔はそう思ってたってだけで今はそうは思ってない。田所の事で距離が縮まって、峰岸さんが言うように見方が変わった。ただ人に慣れていないというか……ただ単に人見知りが激しかっただけなんだなって思った。だから今は凄く嬉しいの。色々と話してくれて。だからこの恋を応援したいと思ってた。なのに簡単にあきらめると言うから……ごめん」
謝る上野さんに頭を横に振る。
こんなに思ってくれている事が嬉しくて涙が流れる。
「これで仲直りですね。さてどうしましょか?あそこに乗り込ん……で……」
言葉にしながら驚いた表情を見せる峰岸さん。
上野さんも同様に私の後ろに目線を移して静止した。
どうしたのかと振り返ると……
峰岸さんや上野さんが言うように、家の事もあって関わらないようにしていたのは事実で、みんなが私の事を良いように思っていないのも分かっていたし、そう仕向けていた部分も少なからずあった。
そう仕向けておきながら、どこか羨ましくて憧れていたのも確かだった。
「東間さん、言い過ぎたって思う。けど、それは昔の事だから、昔はそう思ってたってだけで今はそうは思ってない。田所の事で距離が縮まって、峰岸さんが言うように見方が変わった。ただ人に慣れていないというか……ただ単に人見知りが激しかっただけなんだなって思った。だから今は凄く嬉しいの。色々と話してくれて。だからこの恋を応援したいと思ってた。なのに簡単にあきらめると言うから……ごめん」
謝る上野さんに頭を横に振る。
こんなに思ってくれている事が嬉しくて涙が流れる。
「これで仲直りですね。さてどうしましょか?あそこに乗り込ん……で……」
言葉にしながら驚いた表情を見せる峰岸さん。
上野さんも同様に私の後ろに目線を移して静止した。
どうしたのかと振り返ると……