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光を求めて
第18章 好きなのに
優さんの言葉に慌てて電源を入れると、峰岸さんと上野さん、ゲンさんからの着信が並び、それとLINEのメッセージも何通も入っていた。
それを全て開くと、心配している言葉ばかりが並んでいる。
そして峰岸さんの最後のメッセージにはこう綴られていた。


『私たちの事、怒っていますか?
東間さんを傷つけたのなら謝ります、ごめんなさい。
でも、私たちは東間さんに幸せになって欲しいから悔しかったんです。
優さんは絶対に東間さんに気があると分かるからです。
意味も分からない女に負けて欲しくなかった、諦めて欲しくなかった。
だから上野さんもあんな事を言ったんだと思います。
でもやっぱり私たちのカンは当たったみたいですよ。
東間さんと連絡がとれなかったのでゲンさんに家の住所を聞きに上がったんです。
住所を聞いて私たちが行こうとしたら優さんが俺が行くと、あの女を置いて出て行きました。
口が悪くても優しい人ですね。
東間さんが好きになる気持ちが分かります。
良い機会です。
ちゃんと話し合ってださいね。
その結果が良くても悪くても、私たちが傍にいること忘れないでください。
それと、ゲンさんも清香姉さんも高橋さんも皆心配しています。
だからこれに気がついたら一言だけでも連絡ください。

ちなみにあの女、くやしそうでしたよ』

心暖かな文章に、読んでいる間に目頭が熱くなった。


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