この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第20章 私の未来

―…

――…

―――…

「雅也……」

「どうしたの?」

「んっ、好きッ!大好きっ」

「急にどうしたの?」

寝起きで好きだというものだから雅也は照れながら、それでもギュッと私を暖かな腕で包み込んでくれる。

「目が覚めて雅也が隣にいるって幸せだなって、こういうのいいね」

「可愛い事言ってくれるね。」

「だって、夢の様なんだもん」

そう言葉にすると一瞬にして雅也の表情は曇り光を無くす。

「ごっごめん。そんなつもりで言ったんじゃないから」

「うん。分かってるよ。僕のほうこそごめんね」

分かっていると言いながら雅也の表情が晴れる事はない。
全てを知ったあの日、私は雅也を受け入れ結ばれた。
ずっと私の事を愛していたことに感動すら覚え、優さんへの愛情は跡形もなく消えた。
それ程までに雅也の私への愛情は深く、抱かれている間幸せな時を過ごすことが出来た。
叶わないと思っていた雅也との幸せな未来。
ずっとそれだけを願っていたあの時の願いが叶った事に、雅也に抱かれながら泣いた。


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ