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光を求めて
第20章 私の未来
「入れるぞ」
優さんは遠慮なく私の中に入ってくる。
今までに感じた事のない快感に身体が震えて止まらない。
「大丈夫だ。俺だけを見て感じろ」
優さんは優しい言葉をかけながら、静かに、とても静かに私の中に入ってくる。
「アッ……ンンンンッ……」
広がる圧迫感と一緒に幸せも広がり、一筋の涙が流れていく。
その涙を拭った優さんは、もう一度愛の言葉をくれた。
「彩羽、愛してる。もう他の男に指一本触れさせない。お前は俺の女だ。それを忘れなるなよ」
命令口調にさえぞくぞくする。
もっと私を優さんで縛り付けて欲しいと、優さんの背中に腕を回して抱き付いた。
「忘れない。私は優さんの女」
「その言葉、忘れるなよ」
そう言い終えると、優さんはゆっくりと動き出した。
ゆっくりだけど一番奥深くを抉るように押し付けてくる。
動けば動くほどに快楽は深くなり、今までに感じた事のない快楽が私を襲う。
「ンアアッ……アッ……アッ……」
肌と肌が重なりあえば、そこから伝わる温もりでさえお互いを幸せにする。
こんな感覚は初めてで、これが本当のSEXなんだと身体を重ねる本当の意味を知った。
ただ寂しさを埋めるだけのSEXとは桁が違う気持ちよさに、強烈な快楽が私の身体を駆け巡る。