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光を求めて
第3章 ゲンさんとの出逢い
逃げたくても、ここには窓もない。
出入り口はここに入れられた扉しかなく、あの扉を開けば先程の男たちが待ち構えている。
最悪だ。
昨日の男も最悪だったけど、今日の男たちはもっと最悪だった。
「信じるんじゃなかった。もう誰も信じない。もう誰も……」
信じた結果がこれだ。
どんなに良い大人ぶっても、所詮はやりたいだけの男ばかり。
親身になってくれる人なんて一人もいない。
「もう嫌だ……死にたい……消えてなくなりたいよ」
抱いている膝に顔を埋めて泣いた。
しばらく泣いていると、扉が開く音が聞こえ、泣いているのがばれないように声を殺した。
これから私はどんな扱いを受けるのかと思うと恐怖で身体が硬直する。
ゆっくりと、男の足音が近づいてくる。
コツコツと歩く音が響きながら近づき、私の前で靴音は止まった。
そして、男の手が私の髪の毛に触れた瞬間、もうおしまいだとあきらめた――……
「なんだ?変な恰好して寝てるな。きつくないのか??」
男は笑いながらそんな事を口にした。
次の瞬間、押し倒され、犯されると思い瞑った目を更にギュっと瞑った。
出入り口はここに入れられた扉しかなく、あの扉を開けば先程の男たちが待ち構えている。
最悪だ。
昨日の男も最悪だったけど、今日の男たちはもっと最悪だった。
「信じるんじゃなかった。もう誰も信じない。もう誰も……」
信じた結果がこれだ。
どんなに良い大人ぶっても、所詮はやりたいだけの男ばかり。
親身になってくれる人なんて一人もいない。
「もう嫌だ……死にたい……消えてなくなりたいよ」
抱いている膝に顔を埋めて泣いた。
しばらく泣いていると、扉が開く音が聞こえ、泣いているのがばれないように声を殺した。
これから私はどんな扱いを受けるのかと思うと恐怖で身体が硬直する。
ゆっくりと、男の足音が近づいてくる。
コツコツと歩く音が響きながら近づき、私の前で靴音は止まった。
そして、男の手が私の髪の毛に触れた瞬間、もうおしまいだとあきらめた――……
「なんだ?変な恰好して寝てるな。きつくないのか??」
男は笑いながらそんな事を口にした。
次の瞬間、押し倒され、犯されると思い瞑った目を更にギュっと瞑った。