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光を求めて
第4章 自業自得
「お姉さん、色々な男とラブホに行くよね。僕もその中の一人に入れてよ。ホテルで良い事しよう?ねっ?」
その一言に目を見開いて驚く私に、男は何食わぬ顔でお願いと言ってくる。
顔を引き攣らせる私の太ももに手を置き、優しく撫でては笑顔を向けて煽ってくてるのが分かる。
「僕、上手だよ。お姉さんのこと気持ちよくさせてあげるから、行こうよ。ねっ」
太ももを撫でていた手がスカートを捲し上げ始めたので急いで手を握って止めた。
睨んでも男は怯まない。
怯まないどころか、勘違いしているのかうれしそうに口にする。
「お姉さん大胆だね。でもうれしいな僕。思った通り、お姉さんってエッチなんだね」
うれしそうに笑う男に気味の悪さを感じ、正直やばい男だと感じた。
ゲンさんに言われなくても、こんな事をする男はこっちから願い下げだ。
「勘違いしないで」
「え~~。そんな冷たい事言わないでよ。僕、泣いちゃうよ~~」
どこか馬鹿にした言葉にイライラする。
何かを言おうと口を開きかけたときにゲンさんが割って入ってくれた。