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光を求めて
第4章 自業自得

「本当にやめてください!知りもしない男に触れられたくない」

「知らない男とホテルでエッチするのに?かなりの頻度でホテルに行ってるよね~。それも毎回違う、お、と、こ」

耳元で囁きながら舌をねじ込んできた。
ぴちゃぴちゃと音をたてながら、指はクリトリスを撫でまわす。

「やばいぐらいに感じてるね。入れちゃおっかな」

鼻歌交じりに指を私の中に躊躇なく入れ込んだ。

「簡単に入っちゃったよ。前儀なしでこれって、やっぱりお姉さんって遊び人なんだね。そのうちさ~気持ち良くなって自分か入れて欲しいってせがんだりしてねっ」

中に入った指を無造作に動かしながら、首元に舌を這わせられた時は全身に鳥肌が立つほど嫌悪感が広がった。
嫌なのに動けず涙が溢れてくる。
男が言ったように、声をあげても助けてくれる人がいないことは経験上分かっている。
今のご時世、変な事に関わりたくないと思う人が多いし、逆切れされて何をされるか分からないから仕方がない。
だから、この男が満足して終わってくれることを待つしかできなかった。


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